2017年1月21日

他戸親王墓

他戸親王墓

ふりがな:おさべしんのうぼ

宇智陵の北、約600mほどの所にある御廟が他戸親王墓に比定されています。
この墓の北側は現在、御山町の墓地となり、前には柿畑が広がっています。

 

他戸親王墓から見える景色

ここからは、金剛山や吉野川を含めた、市の中心部を眺めることができる景色のいいところです。
また、南を見れば他戸親王の母が眠る、宇智陵の森を望むこともできます。

 

宇智陵も他戸親王墓も人の手が入ることを嫌う

言い伝えでは、宇智陵も他戸親王墓も人の手が入ることを嫌い、必ず雨が降ると言われています。
陵墓の工事中には21日間雨が降り続いたと言い、御陵道や御墓道を改修したときも連日雨が降ったといいます。