2017年2月1日

宮分け伝説:モウコンの鳥居

宮分けの時、小和村の役人が真っ先に駆けつけ、すばらしく立派な御神像を背負って逃げました。

これを知った人々は取り返そうと、あとを追ってきました。
吉野川まで逃げてきましたが捕まりそうになってしまいました。

そのとき、五條村の人が役人に代わって御神像を背負って川を渡りました。
役人は御神像を村まで持って帰り、ほっと一息ついて「(追っ手が)もう来ん」と言ったため、そこに建つ鳥居をモウコン鳥居と呼んだそうです。